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【アンティーク時計】おすすめのラグジュアリースポーツウォッチ5選

ラグジュアリースポーツウォッチ

通称ラグスポとも呼ばれるラグジュアリースポーツウォッチは、近年世界的に市場が拡大するとともに、過去に発売されたモデルにも注目が集まっています。

ラグジュアリースポーツウォッチの誕生は1972年のオーデマ・ピゲ「ロイヤルオーク」だといわれているため、一般的に1970年以前に作られたといわれているアンティーク時計には該当しないと考えがちですが、時代の進化とともにラグジュアリーウォッチの誕生当初に作られたモデルはアンティークウォッチとして楽しむことができるようになりました。

この記事では、ラグジュアリースポーツウォッチについて、アンティーク時計として楽しめるラグジュアリースポーツウォッチ5選をご紹介します。

1970年代のラグジュアリースポーツウォッチに興味があるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

ラグジュアリースポーツウォッチとは

ラグジュアリースポーツウォッチ

ラグジュアリースポーツウォッチという言葉を聞いたことがある方もいれば、全く知らないという方もいるほど、あまり一般的に知れ渡っていないラグジュアリースポーツウォッチですが、近年注目を集めており、コレクターの間で話題となっています。

まずは、ラグジュアリースポーツウォッチの誕生や特徴についてご紹介します。

ラグジュアリースポーツウォッチの誕生について

冒頭でもお伝えした通り、ラグジュアリースポーツウォッチはオーデマ・ピゲが発売した「ロイヤルオーク」が元祖となります。

当時の天才時計デザイナーである、ジェラルド・ジェンタ氏がフルデザインした処女作として華々しくデビューした「ロイヤルオーク」は、時計界にとってそれまでの時計の概念を覆すような時計となりました。

その後、パテック・フィリップから「ノーチラス」が誕生、ヴァシュロン・コンスタンタンから「222」が誕生するなど「ロイヤルオーク」の発売後、次々とラグジュアリースポーツウォッチが登場し、新ジャンルとして確立していきました。

ラグジュアリースポーツウォッチの特徴

ラグジュアリースポーツウォッチに明確な定義はありませんが、以下のようなものが一般的です。

  • 素材はステンレススチール
  • シンプルで薄い
  • 防水性が高い
  • 頑丈に作られている
  • ベゼルの幅が大きい

ゴールドやプラチナといった貴金属で作られているのが主流だった高級時計ですが、ラグジュアリースポーツウォッチは軽くて傷がつきにくいステンレススチールで作られた、スポーティな腕時計です。

さらに、ブレスレットタイプが主流で、余計な機能が一切ついておらずシンプルなのも特徴です。

頑丈で分厚いベゼルに対して、針やインデックスは細く繊細に作られており、どんな場面でも使用できることも近年注目されている理由の一つです。

1本持っていれば、フォーマルでもカジュアルでも合わせられるため、アンティーク時計を1本購入したいと考えている方に非常におすすめのジャンルです。

おすすめのラグジュアリースポーツウォッチ

ラグジュアリースポーツウォッチ

いざラグジュアリースポーツウォッチを選ぼうと思っても、どのように選んだらよいか迷ってしまう方も多いですよね。

そこでここからは、おすすめのラグジュアリースポーツウォッチ5選をご紹介します。ぜひ時計選びの参考にしてみてください。

オーデマ・ピゲ「ロイヤルオーク」

ラグジュアリースポーツウォッチのなかでも、最も人気があるといっても過言ではないのは、オーデマ・ピゲの「ロイヤルオーク」です。

前述したように、ラグジュアリースポーツウォッチの元祖であり、現在もほぼモデルチェンジされることない、当時からスポーティでありながらドレッシーな時計です。

一番の特徴ともいえるのは、戦艦の舷窓をモチーフにしたとされる八角形のベゼルです。

防水性を高めるために、ベゼルとケースの間にはラバー製のインナーケースが挟み込んであり、機能性にも優れています。

防水性は5気圧なので、流水や強い雨に濡れないように気を付ける必要はありますが、日常生活において安心できるレベルです。

当時は革新的といわれた、ブレスレットとケースが一体化したデザインで、腕に沿うようにフィットし、その薄さからシャツの下にもしっかりおさまるアイテムです。

パテック・フィリップ「ノーチラス」

1976年にパテック・フィリップが初めて手掛けたラグジュアリースポーツウォッチである「ノーチラス」は、ケースが八角形のフォルムをしているのが印象的です。

ケースの左右にベゼルを固定するための突起が設けられており、この突起が「ノーチラス」のトレードマークとなっています。

パテック・フィリップといえば「ノーチラス」といわれるほど、代表的なシリーズとなっており、潜水艦のノーチラス号の舷窓がモチーフの時計です。

デザインは「ロイヤルオーク」と同じジェラルド・ジェンタ氏が行っており、世界一高価でありながら最高級のステンレスウォッチとして人気です。

パテック・フィリップといえば車を買うほどの値段だということで、手にすることができるのは一部の人だけだ…というイメージがありますが、「ノーチラス」はとくに定価よりも高値で取引されることがあることからも、資産として購入する方もいます。

ヴァシュロン・コンスタンタン「222」

ヴァシュロン・コンスタンタンは、1755年にスイスで創業された世界三大時計ブランドの一つです。

創立222周年を記念して1977年に発表された「222」は、アンティーク時計のなかでも人気の高い商品です。

「222」は222本という少数限定モデルで登場したため、現在も非常に価値の高いモデルとして時計愛好家たちに愛されています。

文字盤やインデックスに蛍光塗装が施されており、ケースの5時の場所にはヴァシュロン・コンスタンタンのシンボルマークであるマルタ十字があしらわれています。

ヴァシュロン・コンスタンタンは「222」を発表したあと、1980年に「333」を、1990年には「フィディアス」を、1996年にはオーヴァーシーズを発表し、徐々にデザインを柔軟に変化させつつ進化させてきました。

現在発売されているモデルは、2016年に発売された第三世代の「オーヴァーシーズ」で、ベゼルのデザインが違うことや、ブレスレットがシンプルになったことによってアップデートされています。

ロレックス「エクスプローラー1」

ロレックスの「エクスプローラー」は「探検家のための時計」として1953年に誕生したシリーズで、そのデザインは半世紀以上変わらずに6thモデルまで発売されています。

ロレックスの定番である「エクスプローラー1」は、はじめての高級時計、一生ものの時計としても選ばれることの多いモデルです。

ロレックスのなかでも初のスポーツモデルで、非常にシンプルなデザインにより大人の男性に好まれる1本となっています。

とくに、一生もののアンティーク時計をお探しの方におすすめなのは「エクスプローラー1 Ref.1016」という1963年から1988年にかけて販売され、25年もの間愛され続けたロレックスの王道ともいえるモデルです。

実は「エクスプローラー1 Ref.1016」に搭載されているムーヴメントは、非常にクオリティが高いと評価されており価格が高騰しているため、アンティーク時計にしては値段が高く、100万~300万という高値で取引されていて、持っていることで資産的な価値にも繋がる1本です。

ジラール・ペルゴ「ロレアート」

ジラール・ペルゴの「ロレアート」は、1975年に登場したモデルであり「ロイヤルオーク」や「ノーチラス」に近い印象のある時計です。

ベゼルは八角形と円を組み合わせた構造となっているため、その点が「ロレアート」の個性が光る魅力的な部分といえます。

最初の「ロレアート」はクォーツ式として作られましたが、その後は時代のニーズに沿って機械式の「ロレアート」が作られるものの、思うようにヒットせずに姿を消してしまったという背景があります。

しかし、ジラール・ペルゴの225周年である2016年に限定版として復活した「ロレアート」が話題となり、2017年にはレギュラーモデルとして発売されることとなりました。

まとめ

ラグジュアリースポーツウォッチ5選をご紹介しましたが、参考になりましたか?

ラグジュアリースポーツウォッチというジャンルは、オンでもオフでも使える万能時計として近年注目されており、市場価値も高騰しています。

ステンレススチール製のスポーツウォッチでありながらも、上品なケース、細部までこだわって作られたラグジュアリーな雰囲気が人気で、アンティーク時計のなかでも注目されています。

西池袋に店舗を構える「黒船時計店」では、数多くのアンティーク時計をご用意してみなさまのご来店をお待ちしております。

アンティーク時計のことなら、心を込めたおもてなしで運命の1本と出会えるお手伝いをさせていただく腕時計専門店「黒船時計店」に、ぜひご相談ください。

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