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アンティーク時計のシーン別おすすめメンズモデル6選

アンティーク時計 メンズ

身だしなみにこだわる大人の男性は、腕時計をしている方がほとんどです。その中でも、アンティーク時計はかっこいいというイメージがあり、ひとつは持っておきたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

腕時計におけるアンティークとは、1970年代以前に作られたもののことです。ただ、腕時計は歴史が浅いので、現在ではもう少し新しい時代のものであってもアンティーク時計にカテゴライズされることもあります。

アンティーク時計は繊細でハードルが高い印象のある方も多いですが、実は想像しているよりも身近で手を出しやすいものです。価格も思っているより高額ではなく、現行モデルよりも買いやすいため、さまざまなモデルをシーンによって使い分けることもできます。

この記事では、スーツやデート、アウトドアなどシーン別におすすめのアンティーク時計メンズモデルをご紹介します。

アンティーク時計の使い分け方を知りたい方、これからアンティーク時計の購入を検討している方はぜひ最後まで読んでみてください。

スーツにおすすめのメンズモデル

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腕時計にはつけている人のセンスが出るため、ビジネスシーンでは非常に重要なポイントです。男性の場合、スーツを着用しているときはアクセサリーをつけないことが多いので、とくに時計が目立ちます。

ここでは、スーツにおすすめのメンズモデルを2つご紹介します。

ヴァシュロン・コンスタンタン「ラウンド」

ヴァシュロン・コンスタンタンの代表作である、厚さわずか1.64mmの超極薄手巻きムーブメントCal.1003を搭載したドレスウォッチ「ラウンド」。

1960年製のラウンドは、クラシックな2針にシルバーカラーのダイアルが非常にシンプルで、上品な雰囲気がスーツスタイルによく似合います。針とインデックスはブラックとゴールドが挟み込むデザインとなっており、より細かく見える工夫がされていることがうかがえます。

薄型ムーブメント搭載モデルなので、スーツ着用時にも邪魔にならず腕元のフィット感は最高です。さりげない高級時計といった印象で、取引先の方にも嫌味な印象を与えません。

セイコー 「キングセイコー Ref.4402-8000」

グランドセイコーと並び、セイコーを代表する腕時計であるキングセイコー。キングセイコー・セカンドモデルの派生モデルとして1965年に発表されました。

このモデルはグランドセイコーの流れを汲みながら、いくつかのマイナーチェンジを行っています。

裏蓋には盾メダリオン、文字盤には亀戸がないのが特徴のこのモデルは、デイト付きでラグ部分がシェイプされた流麗なデザインです。シルバーの文字盤には放射状に細かい筋目が広がるサイレン仕上げを施し、半世紀以上経った今でもモダンで上品な輝きを放っています。

搭載ムーブメントはCal.4404Aで、ハック機能とカレンダー機能を搭載。ファーストモデルより細くなったバーインデックスがスタイリッシュな印象で、スーツスタイルにぴったりハマります。

デートにおすすめのメンズモデル

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腕時計はさりげないアイテムでありながら、モテる男のマストアイテムでもあります。アンティーク時計以外の現行モデルにもおしゃれなものはたくさんありますが、あえてアンティーク時計を選ぶことで個性を演出できるのです。

ここでは、デートにおすすめのメンズモデルを2つご紹介します。

ロレックス 「GMTマスター Ref.1675」

陸のエクスプローラー、海のサブマリーナの次に登場した空のGMTマスター。1957年にファーストモデルが登場し、その第2世代として1960年に誕生したのがRef.1675です。

約20年間の長きにわたって製造されたロングセラーモデルであるため、年式によって仕様が違います。初期の搭載ムーブメントはCal.1566、1965年以降はCal.1575が採用されスペックアップされています。

インデックスにメタルの縁取りがつかない文字盤や、厚みのあるプラスチック風防により、アンティーク時計のよさを楽しめるモデルです。近年、流通量は減少してきたものの、生産期間の長さから今でも比較的入手しやすく価格も手頃であるため人気があります。

袖口からさりげなく見えるGMTマスターは、シンプルなデートファッションに華を添えてくれるでしょう。

タグホイヤー「ホイヤー・シルバーストーン」

1974年に登場したホイヤー・シルバーストーンは、F1イギリス・グランプリの開催地として有名なシルバーストーン・サーキットの名に由来しています。同じ角形の「モナコ」と並び、アンティークのタグホイヤーでは人気の高いモデルです。そのため、1983年と2010年の2回復刻モデルが作られています。

発売当初はブルー、オリーブグリーン、トロピカルのダイアルが存在しており、その中でもオリーブグリーンは現在市場で見かけることが非常に少なくなっています。搭載されているCal.12は毎時21600振動/毎秒6振動と、精度の高いムーブメントです。

腕にはめた瞬間から、上品な大人の色気を引き出してくれます。頼りがいのある雰囲気を演出してくれる時計なので、デートで男性にリードしてもらいたい女性の好感度をグンとアップさせられます。

アウトドアにおすすめのメンズモデル

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アウトドアの際も、おしゃれでかっこいい腕時計はマストアイテムです。アンティーク時計は現行モデルのような耐久性はないものの、普通に使用する分には大丈夫です。

ここでは、アウトドアにおすすめのメンズモデルを2つご紹介します。

IWC 「インジュニアSL Ref.866A」

インジュニアとは、ドイツ語でエンジニア(技術者)を意味する腕時計です。1955年に誕生した初代インジュニアは、IWCが誇る軍用パイロットウォッチの耐磁技術を転用しています。IWCは電子工学や放射線医学などが発達する大戦後に、強い磁気に晒されるエンジニアたちからの信頼を勝ち得たのです。

インジュニアSL Ref.866Aは1967年に発表されました。デザインを手掛けたのは、パテックフィリップのノーチラスやオーデマピケのロイヤルオークを手がけたジェラルド・ジェンタです。

搭載しているのはCal.8541で、5.9mmと厚みはあるものの側面を削ぎ落とし、ケースをラグ側に向かって傾斜させるなどの工夫で視覚的なスリム化を図りました。

過酷な環境下で働くエンジニアたちに正確な時間を届け続けてきたインジュニアSLは、アウトドアでも頼もしい味方となってくれるでしょう。

ブランパン「アクアラング フィフティ ファゾムス」

1953年、フランス海軍の特殊潜水部隊のために作成されたフィフティ ファゾムスは、ブランパン初のダイバーズウォッチとして誕生しました。

発売当時の時計としては飛び抜けたスペックで、名門ブランドがプライドをかけて勝負に挑んだミリタリーウォッチとして、時の流れにも耐えるタフネスさをもっています。

現代の潜水腕時計にも多大なる影響を与え、ダイバーズウォッチの礎を築いたといわれており、人気、希少性ともにヴィンテージ市場トップクラスです。

アクアラング フィフティ ファゾムスは1960年頃に誕生しました。両回転ベゼルに樹脂を上掛けして弓形に盛られたドーナツ型ベゼルと、ドーム型強化プラスチック風防が、アンティークらしい雰囲気をもたせています。

文字盤の0時位置にはブランパンの文字とフィフティファゾムス、6時位置にはNO RADIATIONSと記されており、約91mの水深に耐えられることと夜光に放射性物質を使用していないことが記されています。

まとめ

スーツやデート、アウトドアなどシーン別におすすめのアンティーク時計メンズモデルをご紹介しました。

アンティーク時計は手元を華やかに飾ってくれるだけでなく、抜群の雰囲気まで一緒に身にまとうことができます。定期的にメンテナンスさえしていれば、一生使えるようなものもたくさんありますので、一生ものの時計として手に入れておくのもよいでしょう。

アンティーク時計の購入を検討している方は、ぜひ一度東京の西池袋にある「黒船時計店」までお越しください。

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