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アンティーク時計の寿命は?一般的な目安と長持ちさせる3つのポイント

アンティーク時計 寿命

高級ブランドの時計は一生モノといわれます。

決して安い買い物ではない腕時計ですから、できれば大切に使っていつまでも使い続けたいと考えますよね。子どもや孫に受け継ぎ、何世代にも渡り自分の時計が使われ続けていくというのもロマンがあります。

しかし、時計で使われている部品はどれもが消耗品。消耗品が使われているということは、いつかは寿命がきてしまうのではないかと思ってしまいます。

とくに、アンティーク時計は製造から何十年もの歳月が経過しているものなので、現行モデルの腕時計に比べて寿命が短く、購入しても長く使えないのではないかと不安に感じている方も多いでしょう。実際に、アンティーク時計は寿命が短そうだから購入に踏み切れないという方もいます。

この記事では、アンティーク時計の寿命と一生モノにするために実践すべきポイントを紹介していきます。いつまでも長くアンティーク時計を使い続けたい、寿命を知りたい、一生モノにするための秘訣を知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

腕時計の寿命

アンティーク時計 寿命

アンティーク時計の定義はさまざまありますが、一般的には1950年代から60年代に作られた機械式の腕時計を指します。そのため、少なく見積もっても製造から60年以上は経過している計算です。

腕時計には機械式、クォーツ式、ソーラー式などさまざまな種類があります。はじめに、腕時計の一般的な寿命から紹介していきましょう。

機械式腕時計

巻きあげたゼンマイを動力にして動く機械式の腕時計。シンプルな仕組みで時を刻み歴史が古い機械式は、多くのアンティーク時計で採用されているムーブメントです。

現在も多くの高級ブランドで作られている機械式腕時計の寿命は、まったくメンテナンスを行っていない状態で10年だといわれています。しかし、定期的なメンテナンスを欠かさずに行うことで、半永久的に使うことが可能です。つまり、寿命は存在しないともいえます。

後述するクォーツ式の腕時計よりも寿命が長く、値段も高いのが機械式の腕時計です。機械式が半永久的に使い続けられる理由は、ゼンマイを動力にしている点です。ゼンマイを動かすための歯車などの部品はすべて消耗品なので定期的な交換やケアは必要ですが、それさえ怠らなければ修理やメンテナンスを繰り返して使い続けることができるのです。

前述したようにアンティーク時計の多くは製造から60年以上が経過していますが、今でもしっかりと時を刻み、時計としての役割を果たしています。それも、定期的なケアやオーバーホールなどのメンテナンスをしっかりと行っているからです。

定期的なケアやメンテナンスを行わなければ、部品の損傷、摩耗、油切れなどが原因で動かなくなるため、機械式の腕時計を末永く使い続けるためには、しっかりとしたメンテナンスを怠らないようにしましょう。

クォーツ式腕時計

クォーツ式は電池と電子回路を用いて駆動している腕時計で、1970年代から世界中で普及しました。現行モデルでは手頃な価格から高級時計まで品揃えも豊富ですが、一般的には機械式よりもリーズナブルな値段で購入できる腕時計として知られています。

クォーツ式と機械式の大きな違いは動力源。クォーツ式は電子回路が壊れてしまえば機械式のように修理をして復旧することはできませんので、一般的な寿命は10年前後です。電子回路を交換して修理してくれる時計メーカーもありますが、新品の時計を購入する時くらいの費用がかかる場合があります。

クォーツ式の腕時計も機械式のように歯車で針を動かしているため、オーバーホールに出して潤滑油を足すことで寿命を伸ばすことは可能です。しかし、現実問題として電子回路は一生もつものではありませんので、機械式とは違いメンテナンスに力を入れていてもいつかは寿命が訪れます。

ソーラー式腕時計

ソーラー式とは、太陽電池を利用して針を動かしている腕時計です。

昼の間に作った電池を二次電池に蓄積して夜の間も駆動させるという仕組みですが、この二次電池は充電と発電を繰り返すことで摩耗していく消耗品です。そのため、平均して7年前後で寿命が訪れてしまいます

時計の修理業者に持って行けば二次電池を交換して長く使い続けることは可能ですが、それでも10年前後で完全に使えなくなってしまうでしょう。

機械式の腕時計が50年や60年、それ以上の長期に渡り使えることを考えれば、ソーラー式の腕時計は寿命が短いといえるかと思います。

アンティーク時計の寿命を長持ちさせる方法

アンティーク時計 寿命

前述したように、機械式のアンティーク時計はケアとメンテナンスを怠らなければ半永久的に使える腕時計です。しかし、内部は消耗品ばかりなので劣化が進んでおり、現行モデルの時計と比べれば衝撃やアクシデントにも弱いのがアンティーク時計です。

アンティーク時計を長く使い続けるためには、以下で紹介する寿命を長持ちさせるポイントを必ず押さえておきましょう。

オーバーホールは不可欠

アンティーク時計の寿命を長持ちさせるためには、定期的なオーバーホールが不可欠です。

オーバーホールとは、時計の部品をすべて分解し、洗浄、注油、組立、点検するもので、分解掃除とも呼ばれています。電池交換や普段のケアでは見れない部分も点検してもらえるため、不具合のある時計や経年劣化による古い時計などを故障から守ってくれます

一般的な現行モデルの時計は5年に1回オーバーホールに出すのが良いとされていますが、アンティーク時計のように製造されてから長い年月が経過している時計であれば、3年に1回はオーバーホールに出して点検してもらうようにしましょう。

継続的に点検してもらい注油してもらうことで、アンティーク時計の寿命を長持ちさせて半永久的に使い続けることが可能になります。

日々のケアも欠かさない

アンティーク時計の寿命を伸ばすためには、オーバーホールだけではなく日々のケアも欠かせません。

  • 決まった時間に毎日ゼンマイを巻く
  • 時刻を合わせる時の巻き止まりに注意する
  • きちんと汗を拭き取る

アンティーク時計は防水加工が施されていませんので、腕につけた後はしっかりと汗を拭き取り水が時計内部に侵入しないようにしましょう。

また、ホコリやチリなども時計内部に侵入することで蓄積していき歯車などを故障させる原因になりかねませんので、汗を拭き取る時はベルトの内側、フェイス、裏蓋なども拭いてください。

最適な保管場所を用意

アンティーク時計を長持ちさせるためには、最適な保管場所の用意も欠かせません。水に弱いだけではなく磁気や衝撃にも弱いため、安定した場所で保管するようにしましょう。

とくに気を付けなければいけないのが、水と磁気です。

湿気が多い場所に保管していると時計の内部へ水分が侵入し、錆の原因になります。内部の部品が錆てしまうとそこから劣化していき故障の原因になります。また、時計の内部で使用されている部品は磁気を帯びやすいものばかりなので、磁気発生源からも遠ざけることをおすすめします。

具体的にはスマートフォン、スピーカー、ノートパソコン、電気かみそりなどです。これらの近くにアンティーク時計を置いておくと部品が磁気帯びの状態になってしまい駆動しなくなります。

大切なアンティーク時計を故障の原因から守るため、とくに水と磁気に気を付けながら最適な場所で保管するようにしましょう。

まとめ

アンティーク時計の寿命と長持ちさせるためのポイントをわかりやすく解説してきましたが、参考になりましたか?

作られてから長い年月が経過しているアンティーク時計は、シンプルな構造で作られている機械式時計なので、定期的なオーバーホールやメンテナンス、修理を繰り返すことで半永久的に使い続けることが可能です。

他の腕時計には必ず寿命があるため、いつまでも使い続けることができるというロマンを秘めているのが機械式腕時計の大きな魅力です。作られてから60年以上が経過しているアンティーク時計が今なお高い人気を誇っているのも、いつまでも使えるという寿命の長さが起因しています。

大切なアンティーク時計を長く使い続けるためには、上記で紹介したポイントを必ず押さえるようしてください。

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