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アンティーク時計の特徴と現行モデルとは違う3つの魅力を紹介

アンティーク時計 特徴

古き良き紳士のスタイルが注目を集めている昨今。しっかりと決めたビジネススーツの腕につけて映えるものといえば、アンティーク時計です。

腕時計はただ時間を見るだけのものではなく、装着している人のファッションの顔になります。アンティーク時計は製造から長い年月が経過している歴史があり、メンテナンス次第ではいつまでも使い続けることができるため、共に歴史を歩むパートナーとなる存在です。

そんなアンティーク時計ですが、モデルの違い、価格、デザインは多岐に渡りますので、どれを購入すればいいかわからないという方も少なくありません。また、どことなく高級なイメージが定着し過ぎてしまっているがゆえ、手を出すことを渋っている方も多いでしょう。

この記事では、アンティーク時計の特徴や現行モデルとの違いを紹介していきます。アンティーク時計を購入しようか検討している方、または現行モデルとの違いを知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

アンティーク時計の特徴

アンティーク時計 特徴

さまざまな高級ブランドから発売されている機械式やクォーツ式の腕時計。繊細な部品で作り込まれている内部構造の美しさはもちろん、洗練されたデザインは多くの方を魅了しています。

アンティーク時計に興味がある方がまず気になる点といえば、「どんな特徴がある時計をアンティーク時計とカテゴライズするのだろう」ということではありませんか?

ここからは、アンティーク時計の特徴と定義について詳しく解説していきます。

50年を一区切りに考えるのが一般的

一般的には、アンティークという言葉は製造してから100年を経過しているものに対して使われます。たとえば、アンティーク家具、ソファー、タンスなどは、製造から100年を経過していなければアンティークの呼称は使われません。

しかし、腕時計の場合は一般的に普及してからまだ100年が経過していないため、この定義に当てはめることはできません。そのため、アンティーク時計の定義は各団体や出版物によってさまざまな解釈で決められているのです。

日本アンティーク時計協会が定めている定義は、50年を一区切りにしています。つまり、今から50年前の1971年より前に作られている時計をアンティーク時計と定義するということです。

また、クォーツ式の腕時計が一般に普及したのは1970年代なので、アンティーク時計は機械式時計に対して使われるのが一般的です。

アンティーク時計は50年前に製造された腕時計に対して使われるのが一般的ではありますが、明確に決めらているわけではありません。あくまでもアンティーク時計を購入する際のひとつの目安として、製造年で定められているということを覚えておきましょう。

クォーツ式ではなく機械式

腕時計にはクォーツ式と機械式があります。

上記でも軽く説明しましたが、アンティーク時計の定義のなかに機械式というものがあります。機械式の腕時計とはゼンマイを動力にして駆動している時計のことで、クォーツ式は電池を動力に動いている時計の総称です。

機械式で作られている時計というのが、製造年と同様にアンティーク時計の特徴のなかで非常に大きな要素になっています。リューズを操作してゼンマイを巻くという手間がありますが、面倒だからこそ生まれる愛着は代えがたいものがあり、それが唯一無二の存在にしてくれます。

そもそも、50年を一区切りにアンティーク時計と定義するのが一般的ですが、その時代で作られている時計は機械式時計だけです。アンティーク時計=機械式という構図はここから生まれています。

さらに機械式の腕時計のなかには、自分でリューズを操作してゼンマイを巻かなければ動かない手巻きと、腕につけているだけで自動でゼンマイを巻いてくれる自動巻きがあります。アンティーク時計にはどちらのタイプも存在していますので、ここは自分自身の好き嫌いや好みで決めましょう。

現行モデルとは異なるアンティーク時計の魅力

アンティーク時計 特徴

上記項目でアンティーク時計の特徴を紹介してきましたが、ここからは現在発売されている現行モデルとの違いを紹介していきます。違いがあるからこそ魅了され、それが魅力となり多くの人に愛される要因になっています。

サイズ

アンティーク時計のサイズ感は現行モデルよりも小さいということを知っていますか?

現行モデルは40㎜を超えるサイズが基準であるとされていますが、アンティーク時計の標準的なサイズは30~35㎜です。現行モデルに比べると一回り小さく、実際に腕につけてみればそのコンパクトさが如実にわかる程です。

日本で販売されている高級ブランド時計の多くは海外製です。そのため、実は40㎜という現行モデルのサイズは日本人の細い手首を考えると大きすぎるといわれています。欧米人に対して体が小さく手首が細い日本人は、アンティーク時計のサイズ感がピッタリとフィットします

サイズが小さいからといって装着感がないわけではありません。手首に馴染むサイズ感が魅力的なので、カジュアルでもフォーマルでも対応できるのが大きなポイントです。また、サイズが小さいので長時間つけていても現行モデルに比べて腕が疲れることがありません。

アンティーク時計は文字盤の周りに余計な装飾品がないシンプルなデザインが多いため、これもサイズ感を小ぶりに見せる大きな要因になっています。シンプルでありながら存在感もあるアンティーク時計のサイズ感は、現行モデルにはない大きな魅力であるといえるでしょう。

価格

アンティーク時計=高級品と思っている方が多いのですが、そうではありません。アンティーク時計は中古品なので、一般的には現行モデルよりも安く購入できます。

高値のイメージがついている理由は、雑誌やメディアなどに登場するアンティーク時計の多くがプレミア価値がついているものばかりだからです。なかには現行モデルよりも高値で取引されるものもありますが、アンティーク時計の多くは安い値段で買えるものが圧倒的に多いのです。

アンティーク時計でも現行モデルでも、憧れの高級ブランドという価値は変わりません。今発売されているものは高すぎて買えなくても、アンティーク時計ならば自分が想定する費用内で買えるというケースも少なくないのです。

憧れの腕時計を安く購入できるというのは、現行モデルとは異なるアンティーク時計だけの大きな魅力です。

歴史

現行モデルの時計とアンティーク時計では、圧倒的に歴史が違います。

歴史の深みは装着した感覚、見た目、デザインなどでわかります。複雑な部品が重なり合いゼンマイを回す機械式のアンティーク時計は定期的なメンテナンスが必要ですが、末永く使い続けるための手間でさえも、歴史を共にしてきた腕時計という思い出になります

また、高級ブランドの現行モデルは多くの方が注目しています。そのため、いくら高級品でも他の人と被ることが多々ありますが、アンティーク時計ではその心配がありません。

アンティーク時計はすでに生産が終了しているため、現行モデルのように同じ時計が流通していません。自分という人間を表現するためのステータスとして腕時計をつける方にとっては、唯一無二の時計をつけているというアドバンテージにもなるでしょう。

まとめ

アンティーク時計の特徴と現行モデルとは異なる魅力を紹介してきましたが、参考になりましたか?

機械式のアンティーク時計は製造から数十年も経過しているものですが、定期的なメンテナンスを欠かさずに大切に使えば半永久的に使えます。末永く使ってきた時計を子どもへ、またその子どもへ…このように、アンティーク時計は代々受け継がれ、愛用できます。

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