【アンティーク時計】1981年製の国内・海外モデルおすすめ5選
アンティーク時計
古い年代に製造されたアンティーク時計は、数十年以上経った今でもたくさんの愛用者やコレクターがいるほど人気があります。
一点物で他人と被りにくいという魅力があるアンティーク時計ですが、製造年にこだわるとさらに奥深さを感じられるようになります。
そこで今回は、1981年製の国内・海外モデルのアンティーク時計を5つ厳選してご紹介していきます。
アンティーク時計に興味はあるものの、どのようなモデルを選んでいいかわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。
アンティーク時計を購入する際に注目したいポイント
アンティークは「骨董品」を意味する言葉で、腕時計の場合には主に1970年以前に製造された、機械式ムーブメントが搭載されたものを「アンティーク時計」と呼びます。
ただし、明確に何年に製造されたからアンティーク時計という定義はなく、1980年代に製造された腕時計もマニアやコレクターに人気です。
機械式時計のアンティーク時計は、当時まだまだ少なかった時計技師によって作られていたため、現在は希少価値の高さから価格も高騰。
それでも、現行品にはない独特のデザインのアンティーク時計に魅力を感じて購入する人は今でもたくさんいるのです。
そんなアンティーク時計ですが、購入する際は以下のポイントに注目してみましょう。
- デザイン性
- レアリティ
- リューズや長短針、インデックス
- 文字盤の劣化
- ケースの傷や凹み
- ポリッシュによるフォルムの変化
デザイン性にこだわるのはもちろんのこと、文字盤や針、インデックスの状態も欠かさずにチェックしたいところです。
同じレス番でもインデックスの書体やエンブレムに多少の違いがあるため、他のものとは異なる特別感を求めてお気に入りの一点を探している人もいます。
他の誰とも被らない一点物と出会える、それがアンティーク時計なのです。
国内メーカー1981年製|おすすめのアンティーク時計を紹介
1981年(昭和56年)の日本は、カラス族はロックンロール族などの奇抜なファッションが流行し、かっこいいを意味する「えぐい」という言葉が生まれた年でもあります。
そんな1981年に、国内メーカーからどのような魅力的なアンティーク時計が誕生したのか気になりませんか?
ここからは、国内を代表するメーカーが世におくりだしたアンティーク時計を厳選してご紹介していきます。
シチズン|デジアナジェットボーイ
シチズン(CITIZEN)は、1918年に創業された100年以上の歴史を持つ日本を代表する時計メーカーです。
自社で腕時計の部品から完成形までの製造を一貫して行うマニュファクチュールとして、現在世界130ヶ国以上にビジネスを展開しています。
1981年に発売された「デジアナジェットボーイ」は、全面液晶セルのアナログとデジタルをミックスさせた個性的な腕時計です。
質感の良いシルバーのケースとベルトにブラックの時計盤で構成され、白のアラビアインデックスで視認性も悪くありません。
常にデジタルとアナログの両表示されており、加えて12時間・24時間切り替え機能や時報、逆算タイマーなどの多機能が備わっています。
レトロ感を感じさせるメカニカルな見た目がとてもユニークで、遊び心が溢れ出ている逸品です。
セイコー|シルバーウェーブ 8221-502A
2021年に創業140周年を迎えた、世界に通用する技術を有する老舗時計メーカーのセイコー(SEIKO)。
数々の名作を開発してきたセイコーですが、1960年代に誕生したクオーツムーブメントを採用した「シルバーウェーブ」は、今でも根強い人気を誇ります。
1981年に販売された「シルバーウェーブ 8221-502A」は、シルバーの四角形のケースとブラックの文字盤、そして主張が控えめなインデックスが特徴的なモデルです。
アップライトのバーインデックスとアラビアインデックスが複合したデザインになっており、インダイヤルが一切ないとてもシンプルな時計盤になっています。
プライベートはもちろんのこと、ビジネスシーンでも幅広く活用できるスタイリッシュなアンティーク時計です。
海外メーカー1981年製|おすすめのアンティーク時計を紹介
続いて、1981年(昭和56年)の海外メーカーから発売されたおすすめのアンティーク時計を紹介していきます。
国内メーカーとは一味違うおしゃれなデザインや機能性を有するアンティーク時計を厳選しましたので、ぜひご覧ください。
ロレックス|サブマリーナデイト Ref.16800
1905年、ドイツ人のハンス・ウィルスドルフによってロンドンに創設された「ロレックス(ROLEX)」は、日本でもたくさんのファンがいる高級時計メーカーの代表格です。
ロレックスの「サブマリーナ」は、プロダイバーが海で使用できるダイバーズウォッチとして開発されたシリーズです。
高い耐水性はもちろんのこと、洗練されたデザイン性と高精度なムーブメントが高い人気を誇ります。
「サブマリーナ」はデイト有り、デイト無しの2つのモデルを展開しており、「サブマリーナデイトRef.16800」は1981年後半に製造されたデイト有りの希少性の高いモデルです。
ビジュアルがとても特徴的で、文字盤には縁がないためインデックスが強調されたデザインとなっています。
製造期間は僅か6年ほどといわれており、アンティーク時計のコレクターからも注目されている名作なのです。
ロレックス|デイトジャスト 10Pダイヤ
ロレックスは「オイスターケース」「パーペチュアル機構」「デイトジャスト機構」という三大機構を生み出したことで有名ですが、1981年に製造された「デイトジャスト 10Pダイヤ」にはこれらがすべて備わっています。
「牡蠣」が名前の由来となったオイスターケースは、ねじ込み式の裏蓋とリュウズを採用することで、当時における高い防水性能を実現。
パーペチュアル機構は、ゼンマイを手で巻かなくても腕につけているだけで自動的に時計を駆動できる機能です。
そして、デイトジャスト機構は午前0時に変わると同時にデイデイトの日付も変わるという機能で、当時においては高機能な高級腕時計として注目されていました。
「デイトジャスト 10Pダイヤ」の魅力は三大機構だけではなく、インパクト抜群のビジュアルにもあります。
シャンパンゴールドの時計盤と5列リンクのジュビリーブレス、そしてインデックスに使用された10粒のダイヤモンドは高級感を演出し、あらゆるシーンで人の目を引くことができるでしょう。
身に付けて楽しむだけではなく、コレクションとして自宅の棚に大事に飾りたいアンティーク時計の逸品です。
オメガ|シーマスター CAL.1020
「オメガ(OMEGA)」は、1894年にスイスで創業された世界的な知名度を誇る老舗腕時計メーカーです。
「シーマスター」はオメガを代表する看板商品であり、高い技術を結集して開発されました。
ダイバーズウォッチのため、暗い海の中でも正確に時間を把握できる高い視認性と耐水性が備わっており、完成度の高さから数多くのプロダイバや著名人に愛用されてきました。
1981年に製造された「シーマスター Cal.1020」は、全体的にシルバーで統一されたとてもクールなデザインで、ムーブメントには自動巻きのCal.1020が採用されています。
ホワイトシルバーの時計盤にブラックのバーインデックスがアップライトで目立つよう設置されており、3時の位置にはカレンダー機能のデイデイトも搭載。
アンティーク時計の入門編としてもおすすめされるオメガのシーマスターは、大人の魅力をより引き立てるギアとなります。
まとめ
1981年に製造された国内、海外メーカーのおすすめアンティーク時計を5つ厳選してご紹介しました。
時代の変化とともに腕時計も進化を遂げましたが、当時の独特なデザインが施されたアンティーク時計を好むファンは今もたくさんいるのです。
1981年製のアンティーク時計は、過去シリーズを改良したモデルやアナログとデジタルをミックスさせたモデルなどさまざまなラインナップがあるため、じっくりとお気に入りの一点を探してみましょう。
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